ほんとにあった話

体験談、ほんとのところ、きになる話を実況・検証していきます( ̄ー ̄)

浮気相手から夫を取り戻すには

正直…不倫て治るものなのか…許せるものなのか……未だに私の中で結論は出てませんし、まだ前に進めてない気もしますが。

とりあえず、不倫を落ち着かせるのに役立った事を書いていきます。


説明は不要な方が多いでしょうから、
結論だけ書いていきます(^^;


一番効いたのは、
「嫉妬もしくは焦り」

相手を不安にさせるのです。
相手が望む日に会えない、連絡をマメに返さないし自分から連絡しない。
どんどん見栄えが良くなる自分を見せながら。


私の場合は不倫から、別居まで至りました。
離婚も要求され、夫は不倫相手との生活を選び出て行ったので……
相手の求めるままに簡単に別れるのも嫌だったので離婚は認めず、別居状態に。

その状態で、最初の何日かは連絡してたものの…その後は用件以外連絡せず、日ごとに連絡回数を減らし、最終的には自分からは一切連絡しませんでした。

その期間は1ヶ月。
最初から自分からは一切連絡しないのがオススメですが、私みたいに連絡しちゃう人も多いと思います(^^;

そんな人でも、だんだん寂しさや悲しさも薄れてくるので、わりとすぐ連絡しなくても平気になりますので安心して下さい♪


次に、
「荷物を取りに来る等、相手が会おうとしたり用がある時は何度も予定があるフリをして断りましょう。」

私は夫が荷物を取りに来る予定の日は全て、予定があるからと言って断り続け、
どうしても今すぐ欲しい物なら玄関先に置いておくから持って帰れと言い、会わないように仕向けました。

貴重品があるから、と理由をつけて会いたがるような相手ならもぉこの時点で勝ちです。
どうしても会うことになってしまった時は、家の模様替えをしておきましょう。


相手と生活していた頃との変化を見せる必要があるのです。
自分が居た、居場所が無くなった事も感じさせる。



次に、
「相手が居なくなった途端に美しくなる、お洒落になる自分」

離婚するにしても、何度か会って話す必要があると思います。
その時は精一杯のお洒落をしましょう。
髪型、服装、メイク、全て完璧に美しく。


ここで重要なのが、泣いてはいけません。
すがるのも良い加減やめましょう。
別れ話をされた時、泣きすがったのが最後にしましょう。

常に心がけるのは、「あなたが居なくても平気」だと余裕を見せる事。
むしろ居ない方が良い!てくらいに強がって、美しくすましていましょう。



男性は時間が立てば未練が出て、女性は時間が立てば未練が無くなる。
これ、重要なので覚えておいて下さい!

浮気相手との生活を選び、出て行ったのなら実はチャンスです!
なぜ、不倫をするか…それはあなたに新鮮さがなくなったから。

一緒に居なくて、たまに会うだけなら恋人だった頃と同じで多少新鮮さが出る!
嫌なとこを見ることも見られる事もない!

逆に、不倫相手といつでも会える、堂々と会えるようになればその恋愛は燃えなくなるんです。
好きな時に会えない、堂々と会えないのが不倫のスパイスやガソリンとなって不倫は燃えあがるものですから。


もし、別居もしてないままで一緒に生活してる奥さんなら、辛いけど少し泳がして自由にさせて、不倫のスパイスを取り除けば良い。

不倫からスパイスが無くなれば特別楽しい満たされる恋愛ではなくなるから。
その間に、夫と過ごす時間を減らし、何をしてるかどこに居るのか夫には分からない時間を増やし、
毎日目一杯お洒落をしてみて下さい。


最初は奥さんに見向きもしないかもしれません。
スパイスが少しでも効いてる間は不倫や浮気に夢中ですから。

男性は一度手に入れたら、ずっと変わらず明日も妻が側に居てくれて自分だけを愛してくれてると安心してます。
ですが…今思う明日が、絶対にあるかといえばそれは違います。
勘違いも良いとこです。


我慢してるだけ。耐えてるだけ。

夫が安心してる暇など、本当は無いのです。
焦らせて、安心を奪いましょう。

浮気するような男が安心して帰ってこれる家などもう無いのだと。



ちなみに私は、「会う度にどんどん綺麗になる。いつも誰かと予定があって会えないし忙しそうだな。連絡もしてこないし。俺と居ない方がお前には良いのか…?」
と言われました。

その返事は、「居て欲しい、帰ってきてと頼んだけど、捨てたのはそっちでしょう?もうあなたの為に泣かないし、すがらない。たとえ強がりだろうと、私は笑って前へ進む。」
そう返しました。

この返事は結構考えて言ったので、答えるまで2~3分はあったと思います。

「あなたなんか居ない方が良い!」と思わせ過ぎるとダメだし、
「あなたが居ないとダメ…」と未練があるのを感じさせると安心してもっとダメだし、
理想的なのは、未練があってもそれを断ち切って前に進む!と感じさせる事と余裕を見せたかったから。
自分の居場所が完全に無くなり、自分だけを見て愛してくれた妻が誰かに取られると焦らせ、
今ならまだ間に合うかもしれない!と思わせたかった。


笑って、出会ったばかりの頃のような余裕と自信を見せるよう心がけました。

作戦は見事に成功し、夫は不倫相手を捨てて戻ってきました。


果たしてそれが幸せなのか不幸かはまだ答えが出てませんし許してはいませんが、
とりあえずは不倫は今のところ終わりました。

この経験が誰かの役に立ち、誰かの涙を止めれるように祈り、公開します。


ただ…最後に言うとしたら、
浮気するような相手とヨリを戻すよりも違う相手と歩んだ方が幸せになれる気はします。

浮気を一度でもされたら、事あるごとに不安になるしフラッシュバックするし、何ならまた浮気されます。
正直楽しい結婚生活ではありません。

私は今、事情があって仕事に行けないので金銭的に夫を利用する為と復讐する為にヨリを戻しましたが…仕事に行けるようになれば全て夫から奪って別れます。


信頼がなければ夫婦関係は終わってしまうし満たされません。相手の為に家事をするのも苦痛でしかありません。

こんな苦痛を毎日感じながら生きるより、
前に進んだ方が必ず幸せな日がいつかきます。


何が言いたいのか良く分からない記事になりましたが、
最後まで読んで下さって有り難うございました。


もし質問があれば、分かる範囲でお答えします。

自分で浮気調査

世の中、不倫されてる奥様(旦那様)は多いと思います。
探偵に調査を頼むのが一番ですが…そんなお金ない!でも、事実を知りたい!って方、多いと思います。

そんな方へ、私の経験が少しでも役に立てばと思い公開する事にします。


Android lost」
アンドロイド ロストって言う海外の方が使ったアプリですが、これ一つで不倫を暴けます。
本来は携帯が紛失した時の為にインストールしとくアプリですが、
録音、写真、GPS、様々な履歴の取得、電話発信、ロック解除など…全て自分の携帯で遠隔操作できます。

使い方やインストールの仕方は他の方が画像付きで詳しく説明してくれてる記事があるので、
「アンドロイドロスト、使い方」でググってみて下さい(>_<)

相手の携帯にインストールする必要があるので、一応相手の許可がなければ違法になります…(;´д`)
あと、遠隔操作で取得した物によって裁判の証拠には使えません。合法ではないから…(泣)

あくまで、事実を知りたい!浮気してないか監視したい!という方にオススメできるアプリですので…


このアプリで取得した情報を元に、相手を問い詰めると効果的に追い詰めれます。
その代わり、正直相手には嫌われます。

余程、未練たらしく情にほだされやすい相手でない
限りは別れも切り出されかねません。

ストーカーみたいなもんですからね…
やり過ぎ感は否めませんが、ただ不安を抑えたい方にとっては一番安心させてくれるものになるかと思います。

しかし、覚悟して使う必要もあります。
安心出来る反面、不倫の一部始終を知ってしまう苦痛は凄いです。
音声が頭から離れなくなるし、悪夢も見ます。
不倫の最中の場合はこのアプリを使えば使う程、自分の精神を追い詰めます。


それでも使いたい方は覚悟して使って下さい。


LINEでのやり取りを監視したい方には、
iPadを使うと良いです。

実は、LINEは複数端末で使う事が出来ません。
一つで使ってる間は他の端末で使えなくなるという、ログイン上の問題が起こるからです。

しかし、iPadを使えばそれをクリアしてやり取りを監視する事が出来ます。
つまり、複数端末で同時にログイン出来るのでやり取りを見れるという事です。


iPad、LINE」でググってみると、やり方を詳しく説明してくれてる方の記事があるので参考にして下さい(^3^)/


こんなもんでしょうか?
iPadでLINEを監視、Android lostで行動を全て監視、そうすれば全ての事実を知る事が出来ます。


通常のEメール、ショートメールに関しては監視出来ないので、
相手の携帯のロックをAndroid lostで遠隔解除して、予測変換を50音順に全て調べていくとおおよそ知る事が出来ます。
もしくは携帯会社に、相手と共に行って過去3ヶ月分くらいは履歴を取る事が確か出来ます。


何度も言いますが、
本来なら探偵を使うのが一番です。
裁判に使える証拠にもなりますし。

上記のやり方は全て、本来の使い方とは違う使い方で調べる、いわば裏技であって、非合法なやり方です。証拠能力も極めて低い。

裁判での証拠として一番なのは、不倫を裏付けれる写真が一番です。

あと、これは私のやり方ですが…相手を問い詰めた際に、不倫を認めた内容のやり取りは全てボイスレコーダーやその機能があるアプリを使って録音し、
メールやLINEはスクリーンショットで保存してあります。


いざとなると本人が不倫を認めない場合がありますからね。
あとは、自筆で不倫を謝罪させる文章を残しておく。

ここまでして証拠を集めておくと、裁判に有利になります。
不倫相手に関して詳しく知りたい時は、探偵に頼むか、今時はSNSをやってる方が多いのでそれで探ってみると良いかもしれません。



最後に…不倫をされる側にも問題があると世間は言うけれど、間違いなく不倫してる側が悪いのです。

しかも、不倫してる人達は決してすぐには変われません。
関係を簡単に終わらせるだけの意思がある人なら不倫はしませんし、一夜限りで終わってます。


本当にダメな人間なのは、不倫をしてる男女なんです。
家庭があると知らずに付き合ってた人や若い人ならまだ、ある意味被害者かもしれませんし更正する余地もありますが…

実際は中年の良い歳の男女のW不倫が最も多いかと思います。
そんな人達は一生変わらないし、深い事情がある場合以外は根っから腐ってるし欲を抑えれないので治りません。


決して自分を責めてはいけません。どんな理由があろうと、悪いのは相手です。


どうか不倫で悩んでる皆さんに良い日がいつか来ますように。

ホントのところ・朝バナナダイエットについて

今回は怖い話ではなく…
一世を風靡したバナナダイエットについて。


一時期、芸能人の方が試して痩せた方法として有名になりましたね!

なので私の家族の女性陣で皆、試してみました!

方法は…
朝食をバナナ一本に変えるというもの。
一本あたりのカロリーはおおよそ80~100キロカロリーくらいなので、
普通に朝御飯を食べるよりも大幅に少ないですね!

あとはバナナに含まれるカリウムがむくみを解消してくれる効果があるみたいです。


1ヶ月試したのですが…
体重は五キロ落ちたものの、
腹持ち悪いし当時学生だった私は授業中にもずっとお腹がグーグー鳴って恥ずかしかったのとふらつきがありました。

ちなみに昼は学食で毎日500キロカロリー程、夜も同様です。


ただ、便秘には困らなかったのと肌の調子が良かったです。
ニキビが減ったり…とか。


他には30代半ばの母と60代の祖母が試したのですが、
二人共に3キロしか減らず、やはりお腹がすぐ減ったとのことでした。

ちなみに便秘にはあまり効かなかったとか…。


かなりカロリーを抑えてる割には満足いく結果ではないし、何しろ飽きます!

バナナ見たくない…

冷凍してバナナアイス風にしたりしたのですが…
やはり飽きました。

バナナが好きな人には良いかも。
でも私としては効率的ではない気がしますね…。


便秘が解消する人も居れば、解消しない人も居るみたいなので効果もマチマチ…

学生には何より、カロリー不足で健康的ではないような…?
朝食じゃなく夜ご飯をバナナにした方が良いかも!


ホントのところ・結果報告!
バナナダイエットは…
1ヶ月で5~3キロ痩せるものの、腹持ちが悪く効率的ではない!
便秘にも絶対効くわけじゃない!

学生は栄養不足になりかねないのでオススメしません。


次回予告!
大根おろしダイエットは苦いけど効く?
うまい話しには裏があるかも!の巻。
また見て下さいね♪

ほんとにあった怖い話・靴音

今日のお話しは…
今から5年前に住んでいた家での出来事です。


今から5年前…
当時付き合ってた彼氏と同棲する為に用意してもらった家に住み始めた矢先に起こりました。

7階建ての3階でエレベーター横の角部屋で南向きの窓があるフローリングのワンルームに住み始めたのですが…

湿気が凄くて、
某水取○うさんやその他の湿気取りは1日、長くて3日でダメになる始末で…

布団の下にすのこを敷いたりしても布団も1週間でカビが生えたり、
フローリングは結露したみたいにいつも湿ってました。


そんなある日、
職場で知り合った女性と話しをしてる中で…

「今から質問するけど、素直に答えてね?」

と言われ、その女性は次から次へ私の住んでる部屋の特徴を言い当てました。
その女性とはその時初対面で、県外の方なので私の家を見た事もないはずなのに…。

「全部当たってた?」
「はい。何で分かったんですか?」
「私の婆ちゃんが霊媒師で、その遺伝なのか霊感が強いのよ。
霊視じゃないけど、たまーにその人が住んでる家が見えたりするの。」
「そうなんですか‼」
「うん。でね、ここからが本題なんだけど…今住んでる家…離れた方が良いよ。
多分そこ…悪いものが憑いてるから。私が見えるのがその証拠。」

その女性が言うには、
その女性が見えるのはかなり強い霊気を持った人やその人が居る周辺らしく…

かと言って霊的なものはあまり信じる方じゃないし、その時は気にしてませんでした。

それからしばらくして、
その女性が言ってたことも忘れかけた頃…

それは起こったのです。


夜中の1時頃…
その日はDVDを観て夜更かししてました。
すると、

ガチャッ!ガチャガチャッ!

と玄関のドアノブが動きました。
誰か部屋を間違えたのかと外を見てみましたが誰の姿もなく…
誰かが部屋の前を通ると足音がするのですが…
その階には私達以外住んでる人は居ないし、
その足音も聞こえなかったので勘違いかと思い直してその日は寝ました。

しかし…
そんな事がその日以来1週間程続き…
そしてある日…

一緒に寝てた彼氏が急に大きく、うぅーっ!とうなり声をあげ白目を向いた状態になりました。

息を止めていたのか歯を食い縛ったまま、顔色がどんどん悪くなり呼び掛けても揺すっても反応がないまま…

救急車を呼ぼうと携帯を持った瞬間、彼はガバッと起き上がりました。

彼が言うには、
怖い顔をした女に首を閉められる夢を見たんだとか…。

ただ…彼の首にはハッキリと人の手形が残ってました。


怖くなった私はその家を引っ越す事にして、それ以来そこには近付いてないのですが…気になる事を聞きました。

私が住んでた部屋は昔、風俗の事務所や寮として使われることが多く…

今から10年以上前に、風俗での仕事を苦になって精神を病んだ女性が自殺をした部屋らしいのです。

他にもそのアパートの屋上から飛び降りた男性が居たり、と何人かが続けて亡くなったことがあるらしい…と例の部屋の近所に長く住んでるオバサンが教えてくれました。

そんな事件があって以来、
家賃の安さから色んな人が住むけど、すぐ出て行ってしまうんだとか。

今もそのアパートはありますが…
未だに長く住む人は居ないそうです。

噂によると、夜中になると誰も居ないはずなのにカツン…カツン…とハイヒールの靴音が聞こえるんだとか。

この世に未練があるまま亡くなった人が未だにそこに住んでる…とでも、言うのでしょうか……

ほんとにあった怖い話・道路の上のビニール袋

今回のお話しは…
肝試しスポットではなく、とある国道で私の身に起こったことです。


それは今から5年前の秋頃…
友達と遊んだ帰り道を夜中の12時頃、車で自宅に帰ってる途中でした。

助手席には私の友達を乗せ、いつも通りの走り慣れた道を走ってました。

すると、前方に白いビニール袋のようなものが見えました。
タイヤに巻き付いては困るので、それを避けて通り過ぎようとした時、私は自分の目を疑いました。

ビニール袋だと思ってたそれはビニール袋ではなく、
そこに正座した白い服のお婆さんだったのです。
そしてそのお婆さんと私は目が合ってしまいました。

「ねぇさっきの見た?」
「何のこと?」
「さっき道路の上にあったビニール袋みたいなやつ、ビニール袋じゃなくてお婆さんだった!」
「は?ビニール袋なんてなかったし、道路の上にも何もなかったけど。」

どうやら友達には何も見えてなかったらしいのです。
私はサイドミラーでもう一度その場所を確認しましたが、
そこにはもう何もありませんでした。

ただ…お婆さんを見てからずっと車の中に違和感が…

《車の後部座席に何か居る!》

私と友達の二人以外、誰も乗ってなかったのですが何故かそんな気がしてなりませんでした。
車の中の空気が異様に重苦しかったのです。

「ねぇ…気のせいだとは思うけど、何か車の空気おかしくない?」

助手席に座ってた友達もその異様な空気を感じたみたいです。
顔色が真っ青になり、唇の色も青ざめてました。

私も怖くてルームミラーで後部座席を確認することも出来ないまま、
私と友達は無言でただただ家までの道を急ぎました。

その場所から20分程走ったとこにコンビニがあったので、
とりあえずそこに寄って10分程時間を潰してみました。

「そろそろ車の中、元に戻ったかな?」
「確めてみよう!」

コンビニから出て、車の中を二人で確認してみるといつも通りのまま重苦しい空気は無くなってました。
私と友達は安心して、私の家まで帰りました。

家に帰り、私のお婆ちゃんが起きてたので先程の話をしました。

「その場所で昨日、お婆さんがトラックに跳ねられて亡くなったらしいよ。」

お婆ちゃんが言うには、私が幽霊を見た場所で前の日にお婆さんが亡くなったというニュースがあったみたいです。

新聞配達に行くお婆ちゃんを見送った後、私はすぐ眠りました。

どれくらい寝たのか、ふと目が覚めた時…

キィー…バタン。カチャッ…。

とトイレのドアが閉まり、鍵を閉めた音がしました。

《婆ちゃんがトイレに帰ってきたのかな?》

友達は私の横でテレビを見てたので、
トイレに行ったのはお婆ちゃんだと思ってたのです。

ですが…いつまで経ってもトイレから出て来ないので心配になって見に行ってみたのですが…
誰も居ませんでした。

《いつの間にか出て行ってたのかな?》

特に深くは考えていませんでした。

「ねぇ…私、あんたのお婆ちゃんに嫌われてる?」
「え?何で?」
「さっき、部屋を覗いてたから…どうしましたか?って聞いたんだけど無視されたの。」
「絶対無視なんかしない人なんだけどな…帰ってきたら聞いてみる。」

ひとまず私達は寝ることにしました。
それから何時間かして、お婆ちゃんが新聞配達を終えて帰って来たので早速聞いてみました。

「今日なんで部屋覗いてたの?」
「何のこと?今日は一度も帰って来てないよ。」
「え?トイレにも帰ってきてないの?」
「うん。」

驚くことに、お婆ちゃんは帰ってきてなかったのです。
部屋を覗いてたのがどんな人だったか友達に聞いたところ、

「暗くて良く見えなかったけど、お婆さんだったよ。」

と言ってました。
だけどお婆ちゃんは配達が終わるまで一度も帰っていない…

あの道路で見たお婆さんが家まで付いてきてた…とでも言うのでしょうか……

ほんとにあった怖い話・K県自殺名所

今回のお話しは…
今から10年前にとある自殺名所と呼ばれる場所に肝試しにいった時のことです。

そこは地元の人でも一部の者しか知らないような場所でした。
何人もの人がそこに入っていったが、出て来れた人は居ない…その噂を聞き、自殺したい人が何人も死ぬ為に入る山奥へ繋がる道…
その道の事は私のお爺ちゃんが教えてくれました。

「あそこは絶対に行ったらダメだし死にたいと思ってる人には絶対教えちゃダメだよ。」

そんなお爺ちゃんの忠告むなしく、私は友達に例の自殺名所の事を話しました。

そして…

真夏の赤い満月の夜中2時過ぎ、後輩達を含む何人かで例の場所に肝試しとして自転車で向かうことになりました。

細い旧道を川沿いに自転車で進んで行くと、潰れた自動車学校がありました。

その自動車学校にも怖い話があります。
そこで男の子が監視塔から落ちて亡くなったらしいのです。
そこで写真を撮ると知らない男の子が写るらしい…。


誰からともなく、その自動車学校で一休みして心霊写真を撮る流れになりました。

入り口、監視塔の下、自動車学校の横にある川の近く…様々な場所で写真を撮ったのですが何も写りませんでした。

一休みも済み、目的の場所に向かう事になりました。
一人、二人、三人…人数を数えるとこの時点での人数は7人。
懐中電灯を持った二人、カメラを持った二人、飲み物を持った二人、帽子を持った一人の合計7人。

特に何もない田舎道を進んで行くと私の肩くらいの高さにある不自然な向きのカーブミラーと奥に進む道があったので、
そこを進んでみることにしました。

自転車では入れない道だったので、近くに自転車を置いて徒歩で進みました。
すると、道は途中で切れて進めなくなったので引き返す事に。

カーブミラーの横を通り過ぎようとした時…
私はタバコを吸う為に火を付けたのですが、その火がカーブミラーには映ってないのが見えました。

《気のせいかな?》

カーブミラーの前に立ち、火を付けて確かめたのですが…やはり映りません。

「どうしたの?」

私の後ろに居た帽子を持った私より背の高い子が聞いてきたので、

「何でもないよ。」

と答えました。

今、ここで話すのが怖かったのと、気のせいであって欲しいという思いからそう答えたのです。

そして自転車を置いていたところまで戻り、また進み始めた時、不思議な事に気付きました。

「いつの間にあいつ、あんな前に行ったんだろう?」

何となく気になったのですが、
特に深く考えることもなく、
そこから先は私しか道を知らないため、先頭で道案内をすることになりました。

カーブミラーから10分程進んだところで、山奥に繋がる入り口がありました。
右には崖、左には鬱蒼と生い茂る木々と雑草、何もない道にポツンと入り口はありました。

「これが例の自殺名所の入り口…」
「いかにもな感じ…」
「マジでヤバそう…」

太いしめ縄があり、
しめ縄をくくりつけた木にはお札が左右2枚ずつ貼られていて、
立ち入り禁止!と書いた紙も貼られていました。

怖かったものの、ここでやめたら来た意味がない!と覚悟を決め…進もうとするものの足が動きません。

「何やってんの?行かないの?」

皆に急かされるものの、どうしても足が動かず、本能的に中に入ったらヤバい!と強く感じるせいか焦っても体は言う事をきかず怖さは増すばかり…。

「やっぱり中に入るのやめよ?ヤバそうだし、色々寄り道したせいで門限まで時間もないしさ!」

私がそう言うと、皆もやはり怖かったのかあっさり帰る事になりました。

そして引き返す事になり、私は最後尾に。
皆の後を着いて行きながら、絶対に振り向いちゃいけない!と感じながらも好奇心に勝てず私が振り向いた瞬間…

ザザァー!と風が強く吹き、黒いモヤモヤしたものが目の前を走り抜けました。
そして次の瞬間…

私はこけました。
まるで何かに腕を引っ張られたかのように。
後、5センチ程で崖から落ちるとこでした。

たまたまそれを見てた何人かも、
「さっきのこけかた、ヤバくない?何かに引っ張られたみたいだった!」
「もう少しで崖から落ちてたぞ!」
「とにかくここから早く離れよう!」

その後は皆、何も喋らず、ただただ自転車をこいで逃げるように一番近い後輩の家に向かいました。

「皆、中に入った?」
「一人、二人、三人…全員で六人だよな?」
「え?七人だよ!」
「へ?」
「他にもう一人誰か居たっけ?」
「全員居ると思うけど…」

何回数えても六人だけだったのです。
でも…他にもう一人、帽子を持った子が居たはず。

「もう一人帽子持ってた子は?」
「今日、帽子かぶってた奴居る?」
「誰もかぶってないよ!」
「帽子持って行ってた奴すら居ないけど…」
「うそ…マジで?私が自動車学校で数えた時は七人だったよ?」
「数え間違いじゃない?俺もそこで数えたけど、六人だったよ。」

そう。その日は帽子を持ってた子なんか居なかったし全員で六人だったのです。
それと、私がもう一つ気になってたこと…

「ねぇあんた、いつの間に先頭に居たの?カーブミラーのとこでは最後尾に居たのに。」
「は?俺、ずっと先頭に居たしカーブミラーのとこで最後尾だったのお前だけど。」

今日行ったメンバーで私より背が高い子は一人だけだったので、
カーブミラーのとこで私に話しかけてきた子はそいつだと思ってたのです。
しかし、最後尾は私だった…。

じゃあカーブミラーのとこで話しかけてきた子は誰?
帽子を持ってたあの背の高い子は…?

あの子は一体……?



今でも思い出すと怖くなります。
あれ以来、誰もあの場所には近付いてないみたいですが…気にはなります。

居ないはずのもう一人、火が映らなかったカーブミラー、私の腕を崖へと引っ張った何か、走り抜けた黒いモヤモヤ…

一体何だったのでしょうね?
あれ以上進んでたらどうなってたのでしょうか…?